BRITISH CAKE HOUSE 15 周年の会!
お陰様で発足して15年の年月を越え、ささやかな会を催す事ができました。
皆様に心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
素晴らしい出会いと、分かち合える喜びに心から感謝致しております。
皆さんから頂いた大切なものを失わずに歩んで行きたいと思います。
これからも末永く、そして新たなメンバーも迎えながら、この皆様が
築いて下さった伝統を、ご一緒に育み紡いで行けたら嬉しいです。
ブリティッシュケーキハウスの前身、The Fountainを構想した時から
25年以上の歳月が流れました。
久しぶりにその頃の資料がふと出て来て、見直しました。
20代の若く燃え滾る私と、その頃の社会情勢。
インターネットも普及していないあの頃。
私は子供の頃から日本の古都を果敢に訪れては、文化や伝統、美術・
工芸、を解釈したいと努めて、日本、日本人の自分について、ずっと
彷徨い考え続けて、何かを探していたと思います。
やがて大学生という年齢時期にヨーロッパ行きの機会に出会います。
そしてそこには自分が求めていたこたえがあった、のです。
それを考えまとめて自分の生涯の生きる道が見えてきました。
上記の資料とはそれを記したものであります。
あれから随分と時間が経ち、経験も歳も増えましたが、今と寸分も
変わらない想いがそこに記されていると、気付かされました。
私の情熱や志は、1℃も落ちることなく、今に至れた様です。
大きく変わった事が唯一ありました。
それはその頃の「夢」が、ゆめでなくなっていた事です。
叶えて下さったのは、今こうしてご一緒して下さってる皆さんなの
でした。
美しき情景に抱かれた憧れの道は、イギリスの田舎にありました。
その描写を風景画でなく、風も温度も光もお供そして心も添えて、
現実に出会える「道」を今ここで、ほんとうに歩いているのです。
この道はまだ先にも続いて行くことを願いたいと思います。
そしていつか、その道は誰もが辿ることが出来る道であります様に。
努力を惜しまず気を引き締めて、より精進し、歩いて参りたいです。
皆様どうもありがとうございました。
そしてこれからも、宜しくお願い申し上げます。
BRITISH CAKE HOUSE
小澤桂一
祐子