~心に残る美しい時間を創りたいと願い続けた30年間の歩み
 瀬戸内海を見下ろす古き洋館で、総勢50名様以上の皆様と共に過ごし、見つけた学びとは…~


神戸から明石方面に車を走らせました。
昔来た六甲山、ポートアイランドや、三宮、元町、ポートタワー。
それは45年前でしたので見える風景がその頃とは当然違っていました。
やがて瀬戸内海の薄い青色の海が見え始めて、開けると塩屋。
今回の会場となる旧グッゲンハイム邸さんが現れ、目に飛び込んで来ました。
建てられてから120年以上の歴史がある古い素敵な洋館を舞台に、私達は今まで英国菓子やイギリスの食文化をお伝えして来た
時間を、ご参加して下さる方々、そしてこの企画をお手伝い下さる皆さまと美しく奏でてみたいと願いました。
そして当日、その時間は私達の想像を越えた、素晴らしい、人生の中でも大切な、夢のような時間としてくださいました。

本当は何かをお伝えするのが私達の役目であるはずなのですが、
私達は皆様から逆に沢山の教えと学びを与えていただきました。
でもそれは、30年間探し続けた答えなのだと学ぶ事ができました。

ご一緒に見た、青空から太陽の光が射した雨上がりの美し過ぎる風景の中にあった皆様の笑顔は宝物となりました。
そして見えないところで懸命に尽くして下さった皆様の心に、生きていることの喜びをまた教えられました。

イギリスのアフタヌーンティーやお茶時間は、人生の中でささやかなものであります。
けれども人が生きて行く希望を感じ、生まれてきた理由を考える一時なのだと考えております。
美しき人と出会い、素晴らしき人生は自らが歩み行くもの。
私達はこれからも、そんな美談を語り続けてまいりたいと思います。


  
  当日お手伝い下さった皆様と     旧グッゲンハイム邸で出会った美しき貴婦人の皆様       エインズレイ社の器

  
  ウエルカムドリンクから開宴       ロージーズベーカリーさんによるセイボリー各種     レッスン風景とお菓子たち

  
   riko dolce さんのアップリケ      右、ミミさん、左、手井さん、奥、祐子      バックヤードの有志(英国菓子騎士団)

特別企画‼ 神戸(塩屋)・旧グッケンハイム邸で、
英国式アフタヌーンティー&スコーン・英国菓子デモンストレーション
「英国の豊かさを感じ、学んで楽しむ Tea Time の時間」 レポート!

この素敵な神戸の洋館での開催に至るご縁は、神戸を中心にご活躍されてる人気有名店ロージーズ
ベーカリー rosiesbakery.kobe さんの全面的なご協力により実施することができました。

ご縁は日本橋三越での出会いが始まりで、日本で中々出会うことが出来ない、きちんとしたプロとして
の職人の技術とご経験、そして世界を知って学んだ事のある人の共通した人間力を併せ持つ魅力に
溢れた実力者だからこそ、この企画を現実に導いて下さいました。

会場となる旧グッゲンハイム邸さんは、塩屋の町に溶け込んだ落ち着いた佇まいで個人所有。いわゆる
旧館を資料館などにした施設とは異なる、生きたあたたかな不思議ととても居心地の良い館でした。
私達がいつも活動する神奈川の湯河原とも同じ様な感覚もあり、何より持ち主がロージーズベーカリ
ーのミミさんのお友達である事によるご縁の重なりで導かれたのでした。

そして何より当日のフレッシュなセイボリーをご担当して頂きたいとの申し出を快く受け入れてくださって
ご協力をいただき、ご参加下さる皆様のご期待に少しでもお応え出来るのではないか、との思いを叶
えてくださいました。

加えてこれまた神戸を中心に大人気でご活躍のアンダーグラウンドベーカリー undergroundscones さん
がお手伝い下さるという、夢のような強力なご協力者の方々に支えられて、この特別企画を実現させる
ことができました。

お二人とお仕事をさせていただきました事も、人生の大切な嬉しい財産となりました。
”ほんとうのプロ”について、私はこのことを大事なテーマとして生きて参りましたが、まさにお二人はその
プロフェッショナルの魂のかたまりでした。
それはどれほど幸福だったことか!30年待ち続けた一つの夢の形でもありました。

そして、もちろんこの大イベントは私達だけではどうにもなりません。
実現させていただけたのは、私達の英国菓子教室に長年、いつも通って下さってるメンバーのお力。
この偉大なるパワーなくして、私の夢は叶えることなど出来ないのでした。

ホテルのような整備された環境で担当者として、毎日の繰り返しの中で機械的に作業をするのではな
い、40名様もの大切なお客様のおもてなしのアフタヌーンティーのセイボリーやお菓子、紅茶を、はじ
めてのキッチンでしかも最初で最後の1度だけのMENUをご提供するのは、本当に難しいのです!

恐らく人生の中でもあのような厳しい誰一人抜け落ちてはいけない緊張感の中での仕事は、なかなか
経験することはあまりないかも知れません。
それでもお客様の為に、そして私達の為に全力で頑張って下さった、西田祥子さん、山田千秋さん、
今野富恵さん、西塚香苗さん、中西洋子さん、米澤祐未さん、小鮒紀子さん、野上ちとせさん、英国菓
子騎士団メンバーの皆様、苦しい思いをさせてしまいました!心より感謝いたしております。

また会場に美しい彩を添えて下さった英国の銘窯エインズレイジャパンの香川社長(当日も必死にお
手伝い下さりとても助かりました)により実現できたテーブル上の風景は圧巻でした。
皆様の大切な思い出に寄り添うオリジナルアップリケのお土産をお作り下さった鎌倉riko dolceの高橋
さんの愛を込めた作品にも有難い思いでいっぱいです。

そして何より、日本各地からこの1日の為にお越しくださいましたご参加者の皆様。
あの美しい時間は、皆様の心と愛が創り出して下さったものです(涙)。

紅茶やお菓子など、人と人との会話作りのキッカケをつくりだすアイテムでしか他なりません。
どれ程珍しいとか貴重なお茶よりも、どれほど形や色が美しいお菓子よりも、
心が動いて生きる喜びを感じさせてくれるものは「人」の存在のほかにはありません。

私達が長い時間を掛けてきた中で一番大切なものを学び知ったこと。
それは紛れもなくあの日のあの場所で、皆さんとご一緒させていただいたそのもののだと思います。
誰一人居なくても、誰かが違う方向の心であの場所に居ても、きっとあの愛に溢れた時間はなく、
そして二度と同じ思いに出会うことはないでしょう。

いつか見ていた夢は、現実のものとなりました。
私はイギリスのカントリーサイドにある古い石造りの家で、何気ないTea timeを過ごしながら、
窓の外に拡がる美しい田園風景を眺め、いつか日本で叶えたい風景を描いていました。
あれから30年後の神戸でようやく辿り着きました。

きっとこれからはあなたが見ている夢を現実にする季節なのだと思います。
今度は私達が、その夢の時間にご一緒させていただきたいです。

心から感謝の想いをあとがきとして。


BRITISH CAKE HOUSE
代表 小澤桂一

note
BRITISH CAKE HOUSE ~ブリティッシュケーキハウス~ 小澤桂一|note 無料でお読み頂けます







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