新しいプロジェクト

BRITISH CAKE HOUSE  セミナーサロン登場!

Tea Time Club


ブリティッシュケーキハウスでは、英国で育まれた「英国菓子と紅茶の時間」の豊かな文化をお伝えすべく
活動を展開し、少しでも多くの人に、表面的・教科書的でない、生きた潤いのある文化を伝えたいと願っている。

そこで以前は気楽に覗いて頂こうと、週末にTEA ROOMとして開放していたのだが、ここを目的として
遠い所からたくさんの方が来て下さるようになり、その意図をお伝えしきれてはいないのではないだろうか、
本来の楽しんで頂く為の目的と変わったのでは、と懸念し、現在はごく限定日の開放へと至ってしまった。

本当は、「こういう楽しみ方がある」、「そういうものを覗いて実体験して」そこから新たな余暇や
ゆとりのある時間の楽しみ方を知って欲しいと考えている。

つまり「敷居を高くしたくは無いけれど、窓口を狭めなくてはならない」という想いで、そこには
「この場所を満喫したい方」や「感じ取り、自分自身のものにしたい方」達をどうしたら守れるのだろう…、
という考えの下、実施をして来た。

しかしそれでは、多くの人に大切なメッセージを伝えるには、あまりにも限定されるのだ。

大事なことは、「もてなす側と、もてなされる側の互いの気遣い、いい関係」。
もてなす側は喜んでいただける様に最善を尽くし、もてなされる側も、上手にもてなされる技を磨く、
そして双方のバランスで、大人の空間・関係を築くことが重要なのだ。

そういう意思を持った方々が集う、交流の場、しかも学びがある文化的な社交場として、
それでいて気軽な、これからの時代が迎えるべく活動をしたいと考えるのである。

そこでこの空間を生かし、少しでも多くの方々に意味を持って有意義な時間を過ごして欲しいと考えていたら、
英国菓子教室のみでなく、様々な「愉しみを学ぶ館」として活用したらどうだと思ったのだ。

幸いなことに、ここには英国の文化に深く造詣のある仲間や、紅茶やフラワーアレンジメントといった、
豊かなライフスタイルを提唱する人達が集まっている。

それであれば、様々なテーマのもと、サロンでのセミナーを開催したいと考えたのだ。

しかしながら、漠然としたカルチャーセンターとは大きく異なる。
それは、「英国の豊かなライフスタイル」をテーマに、それぞれのプロフェッショナルが伝えてゆく
芯と骨格のブレない、ドンとしたメッセージを伝える「館」であること。

講師の顔ぶれは実に個性的になるだろう。
もちろんしっかりとした基礎の基、魅力的な生き方をする仲間に登場いただく予定だ。

Tea Time を楽しむ、そんなあなたの人生の豊かな時間を、ぜひさらに優雅な彩に染めて、
充実した心と共にあるよう、お手伝いが出来る事を願う。


2012
724
小澤桂一


 

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